メール送信制限(OP25B)について Q&A |
Q1 | メール送信制限(OP25B)ってなんですか? |
A1 |
お客様からメールを送信する際、お客様と関係のあるメールサーバー以外に直接接続することなく、一旦プロバイダのメールサーバーに送信していただく方法をとるための制限です。多くのお客様にとって今までの接続方法と基本的に変わりありませんが、ポート(チャンネルのようなもの)番号を変えていただくことが必要になります。 また今回はポート番号の変更と併せてサーバー名の変更と、SMTP認証の設定をお願い申し上げます。 |
Q2 | この制限で誰が影響を受けるのですか?何か困ることがあるのですか? |
A2 | お客様が影響を受けます。設定の変更をされませんとメールの送信ができなくなります。また、この設定変更は弊社のみならず全国的に多くのプロバイダが採用する標準的な動きですので、大変お手数をおかけいたしますが、何卒ご協力のほどお願いいたします。 |
Q3 | どう設定変更をすればいいのですか? |
A3 | 代表的なメールソフトの設定変更方法をご案内させていただきます。 具体的には以下の3つの内容についてご確認とご変更をお願いします。 1. smtpサーバー名変更 (post1.infonia.netに変更) 2. smtp認証設定 3. SMTPポート番号 (587に変更) 詳しくは http://www.nia.ad.jp/infoNia/support/emw_outlookex6_op25b.html をご覧ください。 |
Q4 | いつまでに変更しないといけないのですか? |
A4 | 遅くとも2008年3月末日までに設定変更してください。2008年4月1日から制限がかかります。それ以前でしたらいつでも設定変更していただいて構いません。 |
Q5 | なぜこのようなことをしないといけなくなったのですか? |
A5 |
スパム(迷惑)メールの流通と意図しない(ウイルス等により発信された)メールを抑制するためです。 |
Q6 | ではこの設定を行えばスパム(迷惑)メールはなくなるわけですか? |
A6 | いいえ、減少の傾向は観測されるかもしれませんが若干の減少にとどまると予想しております。正規のメールサーバーからの送信や審査基準の低い同報メールサービスやOP25Bを実施していないISP経由の迷惑メールを阻止できないからです。 |
Q7 | では何のために? |
A7 | 主に A5で回答させていただいたとおりですが、メール送信とサーバー間配送を同じポート、同じ通信手順で行うこと自体を是正し、出所の明らかなサーバからだけ配送を受け付ける方針を採る動きがあるのも事実ですし、それらの動きは正当で必然と考えております。つまり、今までの方針に問題があったものを訂正するようなものとも考えられます。 |
Q8 | smtp認証を行うことができない場合はどうすればいいですか? |
A8 | smtp認証機能を実装したメールソフトに交換していただくことで解決を図っていただくほか、お客様に限ってOP25Bを解除する施策も検討いたしますが、後者は運用にかかるコストをお客様にもご負担いただくことになり非現実的です。現在多くのメールソフトでsmtp認証が行えることを確認しておりますが、お客様側で対応が困難と思われる方は
query@infonia.ne.jp まで お問い合わせください。 |
Q9 | ポート番号を変更することができない場合はどうすればいいですか? |
A9 | A7と基本的には同じご回答になります。お手数ですがquery@infonia.ne.jp までお問い合わせください。 |
Q10 | セキュリティ上は何か問題はありませんか? |
A10 | smtp認証サーバはセキュリティで保護された通信を受け付ける機能(SSL)を実装して おります。詳しくはhttp://www.nia.ad.jp/infoNia/support/emw_outlookex6_op25b.html をご覧ください。 |
Q11 | いままで自宅にメールサーバを立てて運用していましたが、これもダメということですか? |
A110 | はい、自営サーバーはご使用いただけません。メールソフト(PC)に限らず、サーバーも含め、25番ポートを使う通信を遮断します。ただし、当分の間25番ポートのInboundに関しては制限をかけません。今回の対象はあくまで
Outboundに関する通信です。 ただし、法人様で会社のメールサーバとして独自ドメイン名と弊社から割当を受けられましたIPアドレスを使用される場合はこの限りではありませんので、query@infonia.ne.jp までお問い合わせください。 |
Q12 | 587番ポートではファイヤーウォールを通過できないと聞きましたが。 |
A12 | 企業などでファイヤーウォールを構えている環境では、587番ポートが通過できないように設定されている場合があります。詳しくはネットワーク管理者にお問い合わせをいただき、それでも解決できない場合は、query@infonia.ne.jp までお問い合わせください。 |
Q13 | 他社ISPのメール送信サーバにも587番ポートで接続できますか? |
A13 | 他社ISPのメールサーバが587番ポートの受付をしているかどうかは、そのISPにお問い合わせください。特にレンタルサーバーや、webメール専用のサービスでは対応していないところもあるようです。 |
Q14 | SMTP認証は必須ということですか?POP before SMTPは使えなくなるということですか? |
A14 |
はい、そのとおりです。Submissionポートへの移行は認証方式とは別の話であることはたしかで、POP before SMTPのまま587番ポートを有効にすることも技術的に可能ではありますが、より正確な認証と利便性の向上のため、SMTP認証方式への切替をお願いしております。 |
Q15 | SMTP認証のためのユーザー名やパスワードなどのアカウントは?POPと同じですか? |
A15 |
SMTP認証のためのアカウント情報は承諾通知書に記載されているものをご使用ください。承諾通知書に記載がないお客様はお手数ですが、以下のSMTP AUTH 申請ページからお手続ください。(申請から発行まで即時・無料です) |
Q16 | SMTP AUTH申請には現在のPOPパスワードが要りますか?紛失した場合は再発行を受けなくてはいけませんか? |
A16 |
SMTP AUTH申請にはPOPパスワードが必要です。紛失された場合には再発行(郵送・書類作成等実費:525円をいただきますが、3月24日〜4月末日までにご用命いただいた場合は無料にて対応させていただきます)をご依頼ください。ただし承諾通知書がお手元にございます場合には、その初期パスワードに無料にて変更させていただきます。ご不便をおかけしますが、何卒ご協力をお願いいたします。 |