WindowsNT4.0にはインフォニアダイアルアップ接続サービスに必要となるソフトウエアが標準で付属しています。各種設定などをおこなった時にOSのCD-ROMを要求してくることがありますので、設定の際にはWindowsNT4.0のCD-ROMを用意して下さい。
接続の設定は以下の手順でおこないます。
- ダイアルアップネットワークをインストールする
- モデムやTAの設定をインストールする
- 接続に使用するモデムや TA(RASデバイス)を選択する
- インフォニアへの接続に必要な設定をおこなう
ダイアルアップネットワークのインストール |
[ダイアルアップネットワーク]のアイコンをダブルクリックした時に、以下のダイアログが表示された場合はそのまま続けてください。もし表示されなかった場合には、インフォニアへの接続に必要な設定をおこなうまで進んでください。
[インストール]を押して先に進んでください。
WindowsNT4.0のCD-ROMの場所を指定します。この例では"D:\i386"と指定しています。
モデムや TAの設定が WindowsNTの中に一つも無い場合、以下のダイアログが表示されてモデムの設定を追加するように促されます。[はい]を押して先に進んでください。
すでにモデムの設定があり新規追加の必要がない場合にはRASデバイスの選択まで進んでください。
モデムや TAのインストール |
モデムを自動検出させる場合はそのまま[次へ]を左クリックします。
コンピュータがモデムを検出している間、しばらく待ちます。
検出されたモデムが実際のモデムと一致していることを確認して、[次へ]を左クリックします。
モデムの追加が完了しましたので、[完了]を押して終了します。
RASデバイスの選択 |
接続に使用する機器をすでに登録されたリストから選択します。下図の例では COM2ポートに接続された V.34ESIIという名前のモデムを選択しています。デバイスをクリックして選択したら[続行]を左クリックします。
設定がはじまりますので、終了するまでしばらく待ちます。
RASのデバイスを変更した後は再起動する必要がありますので、[再起動する]を左クリックしてください。
インフォニアへの接続に必要な設定をおこなう |
デスクトップ上にある[マイコンピュータ]のアイコンを左ダブルクリックして、[マイコンピュータ]のウィンドウを開きます。
[ダイアルアップネットワーク]のアイコンをダブルクリックしてください。はじめて登録をする場合は下図のダイアログが表示されます。[OK]をクリックして先に進みます。
ダイアルアップ接続を区別するための任意の名前を入力します。ダイアルアップ接続の設定は複数作成することができるので、それぞれ名前を付けて区別する必要があるためです。お客様がわかりやすい名前を付けてください。入力が終わりましたら、[次へ]をクリックしてください。
[インターネットに接続する]のみにチェックをして、[次へ]をクリックしてください。
ダイアルアップ接続先の電話番号を入力します。
「電話番号」には、インフォニアダイアルアップ接続・アクセスポイント一覧、または全国共通ダイアルアップ接続電話番号より、お客様のご利用可能な電話番号を入力します。
ここでは例としてインフォニアの名古屋アクセスポイントの番号を入力しています。
[完了]をクリックして、ダイアログを閉じます。
新しい電話帳のエントリウィザードが閉じると、ダイアルアップネットワークのダイアログが開きます。必要な設定をするために[その他]から[エントリとモデムのプロパティの編集]を選択してください。
下図の様に設定をして、[TCP/IPの設定]をクリックしてください。
下図の様に設定をして、[OK]をクリックしてダイアログを閉じてください。
次に[セキュリティ]のタグを選択して、[クリアテキスト…]を選んでください。
最後に [OK]をクリックしてダイアログを閉じてください。
以上で、設定は終了です。