ページの設置
WWWページを設置する
最終更新:2000年 11月 13日

・ すぐにウェブページを掲載したい
 とにかくすぐウェブページを掲載したい場合には、この部分だけをお読みください。お客様の WWWユーザー名がtestだとしますと、FTPやウェブ作成ソフトウェアに設定するディレクトリとウェブページを見る際の URLは以下のようになります。

ページを転送するディレクトリ /public_html
ページを見るための URL http://www.infonia.ne.jp/~test/

 CGIスクリプトを作成するのにより詳細な情報が必要な方など、より詳しい説明が必要な方は、この先をお読みください。

・ ウェブページを設置する
 ウェブページを設置する場合には、お客様のコンピュータから WWWサーバーにファイルを転送します。インターネットでファイルを転送する時は通常 FTPソフトウェアを使います。ウェブ作成ソフトウェアのほとんどがこの機能を持っていて、他の FTPソフトウェアを使用しなくてもウェブページを転送することができるようです。

ファイルをWebサーバーに転送

・ WWWサーバー内のお客様専用スペース
 ウェブスペースの契約をしているお客様には、WWWサーバー内に専用のスペースをご用意しています。たとえばユーザー名が"test"さんの場合には、WWWサーバーには"/home/test"というディレクトリ(*1)を作成してあります。このディレクトリの事を慣習からホームディレクトリと呼びます。

(*1) 「フォルダ」とも呼ばれます。

・ ウェブページが公開される場所
 ウェブスペースすべてがウェブページとして公開されるわけではありません。先の"test"さんの例では、

/home/test/public_html (*2)

(*2) WWWサーバー内の実際のディレクトリです。FTPソフトウェアでは / (ルート)として見えます。

 というディレクトリに入っているファイルだけが、WWWサーバーによって公開されることになります。そのため、ウェッブページを設置する手順は以下のようになります。

  1. ホームディレクトリにpublic_htmlというディレクトリを作成する
  2. 作成した public_htmlの中にウェブページのファイルを転送する
/home/test/public_html

・ 実際のホームディレクトリと FTPでの見え方の違い
 このページの冒頭で記載してありますが、FTPでファイルを転送する時にホームディレクトリは / (ルート)として見えます。そのため、FTPではお客様のホームディレクトリ以外は見えないようになっています。実際のディレクトリと FTPでの見え方の対応関係は以下のようになります。CGIスクリプト内でファイルを参照する際には、実際のディレクトリで場所を指定する必要があります。

実際のディレクトリ /home/test/public_html
FTPでアクセスした時の見え方 /public_html

・ ウェブブラウザ(*3)で設置したウェブページを見てみる
 ウェブブラウザで

  /home/test/public_html/index.html
 というファイルをアクセスしたい場合には、

  http://www.infonia.ne.jp/~test/index.html
と入力します。

 また、ファイル名が index.htmlindex.htmの場合には、ファイル名の部分を省略して、
  http://www.infonia.ne.jp/~test/
 と指定しても構いません。

 これはindex.htmlindex.htmは特殊な扱いをするファイル名で、ウェブブラウザ側でファイル名を省略した場合には自動的に表示されるファイルだからです。

 逆にindex.htmlindex.htmがウェブブラウザで指定したディレクトリに存在しない場合には、下の図のように、指定したディレクトリの中身がそのまま見えてしまいます。ご注意ください。

(*3) ウェブページを見るために使うソフトウェアです。IntetnetExplorerや Netscapeなどを指します。

/home/test/public_html