Windows95
モデムの設定(パッケージ版Windows95の場合)

 モデムウィザードは、コンピュータに接続されている利用可能なモデムを自動的に検出します。そのため、この後の操作を続ける前に、1)モデムまたはTA(以下回線接続機器と呼ぶ)がコンピュータに接続されているか、2)回線接続機器に電源が入っているか、を確認してください。

 回線接続機器には沢山の種類がありますので、ここですべてご説明することはできません。個別の機器についての詳しい内容については付属のマニュアルをご覧ください。

 ここでは例としてV.34ESII(Microcom社製)というモデムを使用して解説をすすめます。このモデムのドライバ -機器を利用できるようにする一種のソフトウェア- はWindows95が標準で持っています。


 モデムを自動検出するので、チェックしないで[次へ]を左クリックして先に進みます。


 モデムウィザードがモデムを検出する間はしばらく待ちます。


 接続されているモデムは"HUCOM(Microcom)V.34ESII"と検出されました。これは正しいので[次へ]を左クリックします。


 現在コンピュータが置いてある場所と発信方法の情報を入力します。
 [市外局番]の設定はノートパソコンなどコンピュータを移動して使う方の場合は特に重要となります。コンピュータがダイアルする際に、ダイアル先と所在地の市外局番が異なった場合のみダイアル先の市外局番をつけてダイアルするようになっています。そのため、必ず市外局番をつけなければならない携帯電話でダイアルする際にも、所在地とダイアル先の市外局番が同じ場合には市外局番がつかないため、電話がアクセスポイントに繋がらないというトラブルが生じます。[市外局番]の部分に実際には存在しない番号をつければ(たとえば 111など)、どこにダイアルしても市外局番が付くようになります。
 ダイアルの際のトーンとパルスが間違っていても電話はかからないので、正確に設定してください。
 トーンとパルスはお客様が加入電話(アナログ回線)をご使用の時のみ影響します。回線がトーンかパルスかはNTTにお問い合わせください。通常、ダイアルした時に「ピポパ」などのトーン音がするものがトーン回線です。


 これでモデムの設定は終わりました。[完了]を押して接続の設定に戻ります。ブラウザの「戻る」ボタンをクリックして、ダイアルアップ接続の設定を進めてください。