Active! gate とは
クオリティア社製メール誤送信対策ソリューションです。個人・SOHOのお客様におかれましても誤送信対策やPPAP回避に関してご相談をいただく機会が増えてまいりましたことを受け、個人・法人問わずさまざまなご利用シーンにおいて柔軟・最適にカスタマイズできる本製品(Active! gate)をメールサービス(Be To Mail, インフォニア, IMART)のオプションとしてリリースいたしました。
なぜActive! gateなのか?
メールを毎日取り扱っていると、送り先の相手を間違えた、添付する書類を間違えた、などの経験があるかたは少なくないように思います。
関係者以外に見られては困る内容のメールに限ってそういった事故が起こるものです。たいていは謝罪や訂正のメールで済まされるようですが、ときには信用失墜、損害賠償まで発展するケースも少なくはありません。そこで、Active! gateではいったんメールを保留し、送信先の確認、添付ファイルの確認を再度済ませたものを送信することで送信事故を防ぎます。
ご利用イメージ
メールを送信すると下図のように、Active! gateシステムから当該メールを保留している旨のメールが届きます。

1時間以内に示されたURLにアクセスして、確認・送信処理を行うと相手にメールが送られます。

送信先を確認してください。CcやBccの相手先も同様に確認します。
一字一字綴りまでしっかり確認するのも難しいですが、誤送信事故の多くはまったく別の会社の社員で50音やアルファベットが近いなどアドレス帳からの選択ミスであることが多いので、とくに@から右に注意してみるだけでも効果は期待できます。
また、本文にもざっと目を通すだけで、誤字脱字や表記ゆれ、文体の不統一などが容易に見つかったりします。

つぎに添付ファイルがある場合は添付ファイル名が正しいいかどうかを確認して進みます。
添付ファイルの中身が何であったかを簡易的に確認することもできます。(下図)

宛先や添付ファイルに問題がないことを確認できたら、”OK”ボタン(と確認ボタン)を押下して始めて相手に送信されます。(下図)

今回の例では、添付ファイル付きメールなので相手には本文のみ送られます。また添付ファイルは別途ダウンロードの必要がある旨の文書が冒頭に挿入されます。(下図)

パスワードはメール送信を許可してから3分後に自動送信される設定になっています。(標準設定)
この間に添付ファイルに問題があったなどには、パスワードの送信を取りやめることができます。

その他細かな設定が可能です
以上が標準機能・設定での操作手順です。その他にも個別設定により、以下の機能・設定ができます。(一部抜粋)
- TLS対応先添付ファイル非分離(TLS対応SMTP経路ではダウンロードセンターを使用しません)
- 保留時間設定
- 保留時間経過後の挙動
- 保留除外アドレス設定
- パスワード自動送信のON/OFF
- 自動送信メールの本文(テンプレート)設定
- 送信記録照会
- 上長承認機能
他
メール送信ログとしてもご活用いただけます
Active! gateにはメールのログ照会機能があります。相手のSMTPサーバに到達したかどうかまで記録されますので、相手からの不達クレームの際にはとても参考になります。

ご利用料金
初期費用(税込) | 月額費用(税込) | |
Standard | 0円 | 264円/メールアドレス |
Enterprise(同一ドメイン名で50アカウント以上) | 15,400円 | 396円/メールアドレス |
- ご利用開始月の月額費用は無料です。
- Standard では個別設定できる項目に制限があります。
- Standard では利用できる機能に一部制限があります。
- Enterpriseでは1ドメインパート(@から右部分)で50以上のメールアドレスを専用Active! gateサーバで運用いたします。合計アカウント数によって割引があります。詳しくはお問い合わせください。
- Standard, Enterpriseともに、他社メールサービスプロバイダ(Microsoft 365, Google Workspace等)やオンプレミス運用には対応しておりません。
お問い合わせ・お申し込み
お申込書は query@nia.ad.jp までご請求ください。(オンラインでのお申し込みは準備中です)
Be To Mail,インフォニア,IMARTのお客様はお申し込み後2営業日でご利用開始いただけます。
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